06.08.12〜15 槍穂縦走(2/4)
2006年 08月 24日
3:30起床。夜中に少し雨が降ったようですが、きれいに星空が見えています。
槍沢は下ったことはありますが、登るのは初めて。下ってくるとかなりの急坂に見えるのですが、実際に登るとそうでもない。はじめは樹林帯、ほどなくカール状に、見晴らしがよくなってきます。天狗原の分岐あたりは、眺めもよく周辺は夏の花が満開。シナノキンバイやミヤマキンバイ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ…。。
しかし、だんだん坂が急になり、きつく感じてきます。ごろごろとした岩を飛ぶように歩き、殺生ヒュッテへ。そこからさらに登り詰め、槍岳山荘へ向かいます。イワツメクサやイワギキョウ、ミヤマリンドウが登りで疲れた体を慰めてくれます。
槍岳山荘に荷物をデポして、いよいよ槍の穂先へ。ものすごい大渋滞を予想していたのですが、それほど並んでおらず、サクサクと軽快に岩場を登っていきます。この岩場は石も安定しているし、マーキングもしっかりしていて、とても気持ちよく登れるので大好き。結局20分ほどで、山頂へ到着してしまいました。過去2回は乳白色の大展望でしたが、今回は文字どおりの「大展望」!北アルプス北部の山々、これから向かう穂高連峰。去年の秋に歩いた表銀座のルートもずうっと見渡せます。下りも渋滞なし。
ここから先はいよいよ未知のルート。大喰岳、中岳、南岳を経由して、南岳のキャンプ場へ向かいます。槍岳山荘から先、穂高方面はガスガスになってきました。ややガレた道が多く、細かいアップダウンが続きますが、ひんやりとした空気の中、気持ちよく歩けます。ピークに着くとなぜかガスが晴れ、槍ヶ岳から来た道が眺められるという、なんともおいしい展開。いつも見ている槍を別の角度から見る。いいもんです。 岩場の稜線にはイワギキョウやイワツメクサ、ウサギギク、シコタンソウ、ミヤマリンドウなどが見頃を迎えていました。
中岳から少し先の水場で、雪渓の冷たい水をたくさんボトルに詰めて、南岳へ。13:30に南岳のキャンプ場に到着。日光でポカポカのテントの中でお昼寝が最高にいい気持ちでした。夕方起き、翌日のキレット越えの登山道の様子を予習しつつ夕食をとったら、翌日に備えて早めに就寝。
つづく。
槍沢は下ったことはありますが、登るのは初めて。下ってくるとかなりの急坂に見えるのですが、実際に登るとそうでもない。はじめは樹林帯、ほどなくカール状に、見晴らしがよくなってきます。天狗原の分岐あたりは、眺めもよく周辺は夏の花が満開。シナノキンバイやミヤマキンバイ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ…。。
しかし、だんだん坂が急になり、きつく感じてきます。ごろごろとした岩を飛ぶように歩き、殺生ヒュッテへ。そこからさらに登り詰め、槍岳山荘へ向かいます。イワツメクサやイワギキョウ、ミヤマリンドウが登りで疲れた体を慰めてくれます。
槍岳山荘に荷物をデポして、いよいよ槍の穂先へ。ものすごい大渋滞を予想していたのですが、それほど並んでおらず、サクサクと軽快に岩場を登っていきます。この岩場は石も安定しているし、マーキングもしっかりしていて、とても気持ちよく登れるので大好き。結局20分ほどで、山頂へ到着してしまいました。過去2回は乳白色の大展望でしたが、今回は文字どおりの「大展望」!北アルプス北部の山々、これから向かう穂高連峰。去年の秋に歩いた表銀座のルートもずうっと見渡せます。下りも渋滞なし。
ここから先はいよいよ未知のルート。大喰岳、中岳、南岳を経由して、南岳のキャンプ場へ向かいます。槍岳山荘から先、穂高方面はガスガスになってきました。ややガレた道が多く、細かいアップダウンが続きますが、ひんやりとした空気の中、気持ちよく歩けます。ピークに着くとなぜかガスが晴れ、槍ヶ岳から来た道が眺められるという、なんともおいしい展開。いつも見ている槍を別の角度から見る。いいもんです。 岩場の稜線にはイワギキョウやイワツメクサ、ウサギギク、シコタンソウ、ミヤマリンドウなどが見頃を迎えていました。
中岳から少し先の水場で、雪渓の冷たい水をたくさんボトルに詰めて、南岳へ。13:30に南岳のキャンプ場に到着。日光でポカポカのテントの中でお昼寝が最高にいい気持ちでした。夕方起き、翌日のキレット越えの登山道の様子を予習しつつ夕食をとったら、翌日に備えて早めに就寝。
つづく。
by ton-ni
| 2006-08-24 23:05
| 山行記録